ニホンシログ

日本史をざっくりと面白く。

【今さら聞けない】日本とアメリカが戦った『太平洋戦争』の原因をわかりやすく説明するよ

学生時代、私は「太平洋戦争は日本が侵略戦争したから起こった」という教育を受けましたが、大人になってから本当にそんな単純な理由だったのか?と疑問に思いつつも、面倒なので史実を調べようとはしませんでした。しかし、最近小学生の息子に「なんで日本…

【プレイボーイ?】豊臣秀吉以来の大出世『伊藤博文』は苦労人で過激で女好きだった

伊藤博文といえば1000円札を思い出すアラフォーです。『初代内閣総理大臣』、『大日本帝国憲法』を制定、と明治を代表する大物政治家で近寄りがたい感じがしますが、実はとても人間味溢れる人だったのです。

【おいごと刺せ!】『寺田屋』で起こった同士討ちの悲劇と怪談話

By Tamago915 - Photographed by Tamago915, CC 表示-継承 3.0, Link 幕末の『寺田屋事件』で有名な京都にある観光名所『寺田屋』といえば、坂本龍馬の妻であるお龍が裸のまま龍馬に危機を知らせた、というエピソードが有名ですが、実は仲間同士が殺しあった…

【殉死】日本史上親しみを込めて『さん』付けされた数少ない英雄『乃木希典』

『乃木坂46』というグループがいますが、このグループ名の由来はオーディション会場がこの地にあったから。そして、『乃木坂』という地名は、大日本帝国陸軍の乃木希典(のぎまれすけ)大将を悼んでつけられました。地名になるほどであり、また、日本史上で…

【DNA】歴史上の偉人を先祖にもつ有名人をあげてみた

「自分の先祖が有名な人だったらいいなぁ」と妄想した事ありませんか?親に聞くと、大半は「一般人」とガックリする返答か、「○○(有名人)の子孫やと聞いてる」と証拠ゼロのホラ話を吹き込まれるかのどちらかです。一般人の祖先もたいがいは一般人なんです…

【モヤモヤ】いまさら1980年代に世間を騒がせた『グリコ・森永事件』についてまとめてみた

私が小学2年生から3年生だった頃に起こった『グリコ・森永事件』。この事件の後、しばらくお菓子がフィルムで過剰包装されていた事を懐かしむアラフォーの方は多いと思います。当時小学生だった事もあってこの事件に全く興味がなかったのですが、それなりの…

【もののふ】武士がどのように誕生してどのように消滅したのかわかりやすく説明するよ

長らく日本の支配層だった武士。明治維新で武士が消滅した、というのはご存知かと思いますが、いつ、どのように武士という階級が現れて、どういった理由で武士が消滅したのかをできるだけわかりやすく書きました。

【あの有名アニメヒロインのモデルも】幕末から明治を生きた『美人すぎる女性』5選

江戸時代の女性は結婚するとお歯黒、子供を産むと眉を剃り落とす・・・現在とはずいぶんと美的感覚が違いました。想像するとちょっと怖い顔ですね。当時の外国人も気持ち悪いと思ったようで、1870年(明治3年)にお歯黒、眉剃りが禁止され、以降に撮影された…

【武闘派】伊達政宗直系の子孫『伊達順之助』のアウトローな人生

伊達政宗の子孫といえば、お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおが有名ですが、この人は分家筋。戦前、伊達政宗直系の子孫(本家筋)にとんでもないアウトローがいたのを知っていますか?

【謎】写真を1枚も残さなかった西郷隆盛の本当の顔

幕末の偉人の中でも人気上位に入る西郷隆盛。明治維新最大の功労者であり、現在はむろん、当時の人からもスーパースターのように崇められていたにも関わらず、西郷隆盛の顔を撮影した写真は1枚も見つかっていません。世に残っているのは肖像画と銅像だけです…

【奠都】日本の首都は『東京』って誰が決めた?

「日本の首都はどこでしょう?」と質問すると、ほぼ全国民が「東京」と回答するでしょう。当たり前すぎますよね。しかし、日本の首都が東京である、という根拠はどこにもないのです。「何を言っているんだ?」と思った方はこの記事を読んでみて下さい。

【日本LOVE】天皇家との結婚を懇願したハワイ国王

日本人にとって最も身近な海外旅行先であるハワイ。その昔、ハワイは日本に熱烈なLOVEコールをしていました。なぜ、当時新興国だった日本は頼りにされたのでしょうか?

【剣術一筋】 好々爺然とした『新選組』生き残りの永倉新八おじいちゃん

幕末、京を治安を守るために結成された『新選組』。近藤勇、土方歳三、沖田総司を始め、多くの幹部は非業の死をとげますが、明治後も生き抜いた幹部もわずかにいました。その中でも一説には沖田総司以上の剣術使いと言われた永倉新八。彼は若い頃はもちろん…

【琉球】歴史を紐解けば日本『だけ』が統治した期間はそう長くない沖縄県

沖縄県といえば、独特の食文化や生活習慣、そしてたびたび日本からの独立がニュースになります。なぜこのような主張が出てくるのか、歴史を紐解けば沖縄県民のアイデンティティーが少しは理解できるのかもしれません。

【イスラム過激派】『自爆テロ』は『日本赤軍』によって生まれた

出典:警察庁 1970年代に数々のテロを起こした国際テロ組織『日本赤軍』。当時を知らない私にとって、この組織がどのような活動をしていたのかよくわかっていないので調べてみたら、イスラム過激派に大きな影響を与えていた事がわかりました。

【飴ちゃん】大阪のおばちゃんのパワーの起源は江戸時代にあった

大阪のおばちゃんといえば、ところかまわずうるさい、服装が派手、人見知りしない、がめつい、おせっかい、といったイメージがあります。この『大阪のおばちゃん』という人種は、いつ誕生したのか?ヒントは江戸時代にありました。

【高校野球】1942年に開催された『夏の甲子園大会』の特別ルールがひどい

毎年開催される高校野球、新型コロナウイルスの影響で中止になったこともありましたが、太平洋戦争中の数年間も中止になっていました。しかし、中止期間中の1942年(昭和17年)に今では幻の大会と呼ばれる大会が実施されていたのをご存じでしょうか。軍主導…

【フルボッコ】歴史上初めて日本と中国が戦った『白村江の戦い』

四方を海に囲まれた日本は大陸からの外敵と古くから戦ってきましたが、日本の方から大陸の敵に立ち向かっていった数少ない事例が『白村江(はくすきのえ)の戦い』です。

【なぜ?】大岡越前が名奉行と呼ばれるようになったのか

時代劇で有名な大岡越前。『大岡裁き』に代表されるように、大岡越前守忠相(おおおかえちぜんのかみただすけ)は名奉行と言われていますが、実際はどうだったのでしょうか?

【粋】火事の多い江戸で大活躍した『火消』

「火事と喧嘩は江戸の花」、「(どうせ火事で灰になるので)宵越しの金を持たない」といわれ、火事の多い冬場に妻を疎開させるほど火事の多かった江戸。火事のたびに『火消(ひけし)』と呼ばれる人達が大活躍しました。

【過大評価】小説やドラマの評価を鵜呑みにするファンによってヒーローに祭り上げられた『坂本龍馬』像を正そう

『好きな幕末の志士』で必ずTOP3に入る坂本龍馬。みなさんが思い浮かべる坂本龍馬像は、さわやかで人懐っこく人間味があり、かつ頭もキレて『薩長同盟』や『船中八策』といった歴史的偉業を成し遂げ、『海援隊』をつくるなど先見性があった人物、といったと…

【キープレフト】多くの国が右側通行なのに日本が左側通行になった歴史

日本の道路は原則左側通行ですが、世界的にみると多くの国は右側通行となっています。日本の左側通行はいつから始まったのでしょうか?なぜ左側通行が定着したのでしょうか?

【実はラブラブ】徳川家茂と政略結婚させられた皇女『和宮』

幕末、はた目には徳川家茂との政略結婚の犠牲となって悲惨な生涯をおくったと言われる皇女和宮(かずのみや)。しかし、様々な思惑から夫婦となった二人ですが、蓋を開けてみればとても仲の良い夫婦でした。

【日本滅亡の危機?】警察官がロシア皇太子を刺傷した『大津事件』

1891年(明治24年)5月、当時世界から最も恐れられていた大国ロシアの皇太子が来日。将来ロシア皇帝となって独裁的な権力を持つだろう人物に、日本政府は好感をもってもらおうと国をあげて歓迎。しかし、好感を抱かせるどころか、国家の危機に瀕しかねない事…

【早過ぎた!】日本変革を夢見て突っ走ってしまった『天誅組』

明治維新といえば、薩摩、長州、土佐、肥前の4藩が中心となって成し遂げた革命という事はよく知られていますが、その維新のわずか5年前に「今こそ幕府を倒す時だ!」と先走ってしまい、あっという間に散ってしまった『天誅組』という組織がいたのをご存知で…

【混浴】銭湯の始まりからあんなことやこんなこと

日本は夏は暑くて汗をかき、冬は寒くて温まるため、また疲れをとるために多くの日本人は毎日入浴します。世界的には珍しいこの習慣、いったいいつから始まったのでしょうか?

【珍走団】風防、旗棒、絞りハンドル・・・暴走族の起源はある職業ライダーだった

『暴走族』のバイクといえば、絞ったハンドル、風防、ロケットカウル、前輪のポール、旭日旗、三段シート・・・なぜこのようなデザインのバイクを好むのか、そのルーツはちょっと意外なものでした。

【悲劇の帝】激動の時代を生きた孝明天皇の死因は病気か暗殺か

徳川幕府約260年の歴史の中で、天皇は長く政治の舞台から遠ざけられてきました。孝明(こうめい)天皇も平和な時代に即位していれば、他の天皇と同じように平穏無事に暮らせていたでしょう。しかし、幕末という激動期に16歳で即位し、いくつもの日本国を揺る…

【これが史実】西郷隆盛が歩んだ歴史をわかりやすく解説するよ《明治編》

倒幕を成し遂げた西郷隆盛は、隠居しようと鹿児島(薩摩藩)へ帰国します。しかし、藩の状況が平穏とはいえない中、西郷は人々から請われるがままに藩政に復帰し、藩の改革に着手していました。 【これが史実】西郷隆盛が歩んだ歴史をわかりやすく解説するよ…

【これが史実】西郷隆盛が歩んだ歴史をわかりやすく解説するよ《幕末編》

2018年に放映されたNHK大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』では、西郷隆盛が幼少の頃に薩摩藩主の藩主島津斉彬(なりあきら)と出会う、後に妻となる糸子と幼馴染み、京都の清水寺の僧・月照とボーイズラブの関係、など、史実とは異なるエピソードが多々あり…